「帰還困難」に再編を

東京電力福島第一原発事故計画的避難区域に設定されている福島県川俣町山木屋の避難区域再編で、山木屋水境地区の住民は10日、同地区を5年以上戻ることが難しい帰還困難区域に再編するよう町に要望した。復興庁は山木屋を居住制限と避難指示解除準備の2区域に再編する案を示しており、住民が帰還困難区域を求めるのは初めて。
 
水境地区は川俣町南東部の浪江町との隣接地で、世帯数は12世帯。年間放射線量が40ミリシーベルト前後と比較的高く、生活圏が同じ浪江町津島地区の除染時期が不透明なため、住民は長期間帰還できないと見込んでいる。(福島民報から)
 
 
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