どうぶつ王国にペルー人招待 那須で母国の文化知る

大島の「那須どうぶつ王国」は8日、小山市内に住むペルー人親子らを招待し、南米産の動物やアンデス音楽「ファルクローレ」を楽しみながら母国を感じる交流会を行った。

9月に同市内の日本語教室で行われた「動物を通して日本語を学ぶ授業」に同園のアルパカが参加したことがきっかけ。アルパカやカピバラなど、南米産の動物と触れ合える同園を訪れることで、「日本生まれの子どもたちが母国の文化を知る機会にしたい」と同市神山の玉木成雄さん(46)らが呼び掛けた。

同園にはペルー人の親子ほか、フィリピンやブラジルの親子など28人が来園。参加者は「コンドルは飛んでいく」などのアンデス音楽に聞き入り、犬やアルパカと触れ合うなど滞在を満喫していた。(下野新聞から)