プールサイドに太陽光パネル

市内全小学校のプールサイドへの太陽光パネル設置の計画を進めている太田市は23日、整備概要を発表した。パネルを日よけとして熱中症予防などに役立てるほか、発電状況を児童に見えるようにして環境教育の教材としても活用する。本年度内の完成を目指す。

市教委によると、対象校は全26校のうち、校舎建て替え計画が進行中の沢野小を除いた25校。沢野小は校舎やプールなどが完成する来年度に設置する予定。

25校には原則としてプールサイド南面に、日よけ用の屋根(約60平方メートル)の代わりとして出力10キロワット程度の太陽光パネルを設置する。発電した電力は校内の照明などに利用し、すでに校舎の屋根に太陽光パネルを設置している6校については余剰電力を売電する。

設置費は1校あたり約1000万円を見込んでおり、25校分の2億5000万円程度を9月補正予算案に盛り込む。このうちの半額は国の補助金を充てる方針。(上毛新聞から)
 
 
 
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