「神宿る島」で厳か神事

玄界灘に浮かぶ宗像市の孤島・沖ノ島で27日、宗像大社沖津宮の現地大祭があった。「神宿る島」と呼ばれ、信仰の対象となっている沖ノ島には普段、同大社の神職以外の上陸は許可されていない。1年のうちこの日だけは一般人の男性が足を踏み入れることができる。全国各地から集まった約200人は、貴重な機会をかみしめながら参拝した。

大祭は、1905(明治38)年5月27日に沖ノ島近海であった日露戦争日本海海戦の、戦死者慰霊を趣旨に毎年実施されている。応募の先着順で選ばれた参加者は27日朝、宗像市の大島を出航後、約1時間半かけて約50キロ離れた島に到着した。裸で海水に漬かってみそぎをした後、中腹にある沖津宮本殿で玉串をささげ、手を合わせた。(西日本新聞から)
 
 
 
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