旧大谷公会堂の活用策探りシンポ

大谷地区の観光振興と大谷石産業の再生に取り組むNPO法人大谷石研究会」(小野口順久理事長)は29日に、「未来に響け『石の声』」と題したシンポジウムを開く。パネリストにまちづくりの専門家らを招き、国の登録文化財である旧大谷公会堂(大谷町)の活用策などを探る。

パネリストはNPO法人全国町並み保存連盟常任理事の荒牧澄多さん、創作和食「石の蔵」オーナーの上野仁史さん、小野口理事長の3氏。荒牧さんには埼玉県川越市で歴史的建築を再生させた当事者として、上野さんには市内の大谷石造りの倉庫をレストランに変身させたいきさつを踏まえながら話をしてもらう。

当日は午前10時から、大谷石産業などの立て坑や大久保家、屏風岩渡辺家石蔵などをめぐる見学会と、大谷石釜で焼くピザや大谷地下貯蔵の熟成ワインの販売も行う。(下野新聞から)
 
 
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