震災に負けじ、充実の定置網漁

岩手県普代・二子網
 
東日本大震災による被害が比較的小さく、普代村で最も早い昨年6月下旬に漁を始めた二子網(熊谷実大謀)が今季の定置網漁を終えた。
同村の秋サケの水揚げは、量は前年の約7割だったが、単価が良かったため金額は前年並みを確保した。
 
 今季最後の定置網漁で、力を合わせて網を引き上げる漁業者=28日午前6時15分、普代村
 
最終日の28日はサケのほかイワシやニシンが中心。
量は多くはなかったが、震災後のシーズンの定置網漁を無事に、一定の成果を残して終える充実感で、ほとんどの漁師の顔には笑みがこぼれた。

来季の定置網漁は、ワカメ漁に続く養殖コンブ漁が終わる7月ごろから始める予定。
熊谷大謀(65)は「震災後はさまざまな不安があったが、全員で力を合わせて漁ができて良かった。浜が活気づくためにも、来季は水揚げ量が増えてくれればいい」と願う。(岩手日報から)
 
 
 
 
 
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